皆さんこんにちは!CSO株式会社でCMOをやっている博多屋です。
今回はマインドマップを使用して、「自分の事業の強み・競合ライバルの強み・ターゲットが求めているもの」を洗い出して、様々なコンテンツに反映させる方法をお伝えしようと思います!
この方法を取り組めば、自分の事業がスムーズに進めると思いますのでぜひ活用してみてください。
そもそもマインドマップとは?
描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている[要出典]。人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造(コリンズとキリアンら)によく適合しているので理解や記憶がしやすいと言われている[要出典]。
wikiペディアより
つまり、自分の事業を最初に書いて、そこから放射線状に事業の強みなどを羅列していく感じですね。
紙とペンでもいいですが、最近はPCやスマホのアプリで「Xmind」というツールが無料で非常に便利なのでぜひ使ってみてくださいね。
それでは書き方の参考に、今回は「美容室」を例に出してみようと思います。
自分の事業の強み「USP」を書き出す
まずは事業の強み「USP(UniqueSellingProposition)他社にない自社だけの独自性」を書き出してみましょう。

↑こんな感じ。
弊社のあるお客さんの例ですが、ぼくが集客できるLPやホームページを作成する際も、この作業を徹底しています。
他社にない独自の強み。洗い出すと色々と出てきますよね。
ここのお客さんだと、髪質改善をコミットしており、効果を感じられなければ保証として無償で手直しをするところ。
美容室さんで無償で手直しとかすごいですよね!他にも値段や来店特典など様々な強力なUSPが出てきました。
次にライバルをリサーチ
特にホームページなどで同じ検索キーワードでライバル店舗と並ぶと比較対象となります。
そこで、ライバルのページや店舗をリサーチして洗い出します。

ライバルの状況はどうでしょう。理想は2~3店舗あげるのが良いかと思いますが、時間の都合上今回は1店舗だけ。
駅から徒歩1分、モデル来店などはライバル独自の強みみたいですね。
代わりに当店では初回値段やジュースを無料提供、22時まで営業などライバルが持っていない強みを押し出せそうです。
最後にターゲットのBDFを調査
ここが実は一番重要です!
お客さんとなる方のBDFを具体的に書いてあげましょう。
BDFとはBelieves(ターゲットが信じているコト)・Desires(ターゲットが求めているコト)・Feelings(ターゲットが今感じているコト)。
これらを1つずつターゲットの気持ちになって、もしくは来店したお客さんにヒアリングして聞き出してみましょう。
ここが具体的になればなるほど、今後作るコンテンツで集客力のあるものが必ず出来上がります!

美容室ならこんな感じになるんじゃないでしょうか。※ぼくの場合ヒアリングしたわけではないのであくまで予想で書いてます
ターゲットが信じているコトとして、「色々試したが髪質が改善しなかった」「値段が高い」「専門でやっているところはない」などなど。
そのターゲットが望んでいるものは「早くて費用も安く治したい」「家の近くで通いたい」「個室が良い」などなど。
最後に思っている・感じていることとして「恥ずかしい」「みられるのが嫌だ」「このままじゃダメだ」「どこに相談すればいいのか分からない」などなど。
ここに更に付け足すとすればあとは「年齢」「性別」「職業」「年収」「帰宅時間帯」などなど、ペルソナ分析も一緒にターゲット欄に書き出してあげるとなお良いですね。
USP・ライバルリサーチ・ターゲットリサーチ、すべて本当はもっと詳しく書き出したほうがいいですが、今回は練習なので簡単に書いております。
これらをどうコンテンツに落とし込むのか?
先ほどはホームページを例に出しましたが、これらを使ってどうやって様々なコンテンツに反映させるのか。
名刺やショップカード、リーフレットの場合
「傷んだ髪を放置していませんか?どこに通ってもダメだった髪質を必ず改善させます!(技術保証付き)」
とキャッチコピーに書いてあったらどうでしょう。ターゲットの人がこのコピーを見て「あ!私のことだ!」と感じ、手に取って中身を見てくれるのではないでしょうか?
ホームページやLPなどWEB媒体の場合
以前にも集客できるHPの話をさせて頂いたときに触れた流れが作りやすくなります。
例えば…あなたはこのようなことで悩んでいませんか?
- どこに行っても髪質が改善しない
- 値段が高くて気軽に通えない
- 傷んだ髪を友人に見られるのが恥ずかしい
- 誰に相談したらいいのか分からない・・・
ご安心ください!
当店では技術保証で髪質改善をコミット!あなたの悩みを丁寧にヒアリングし、値段も相場以下なので家の近くで気軽に通えます!
と、ページ内の流れにさくっと組み込めるようになります。
ターゲット(見込み客)への営業トークでも
BtoCの場合はあまりないかもしれませんが、ターゲットとなる人と話す機会があれば、その悩みを聞いた後で当店ではこんなサービスがあります!とパパっとお話ができますよね!
マインドマップの有無でスピードが違う
まとめます!
最初にもお伝えした通り、事業を何か始めるときにマインドマップをしっかり書き出すことによって、上のコンテンツへの落とし込みスピードが断然違ってきます!
さらにお客さんの気持ちを考えることもできるため、ターゲットにどう興味を持ってもらえるのか、つまりマーケティング戦略を考えるきっかけともなります。
さらにマインドマップは事業の展開だけでなく何にでも応用が利きます!
ぼくの場合だと「起業するために何ができるのか、起業したあと最終的にどうなりたいのか」を会社員のころから毎週ずっと書き出し続けていました。
そこで得た人脈・ノウハウ・スキル・2年後どう在りたいのか、何がしたいのか、何が足りないのか。
これらを全て書き出して、今でも見直してはブラッシュアップをしていてこんな感じになっています。


個人的な部分があるので詳しくはお見せできないですが(笑)。
そして1年後必ず独立するという目標を大前提に、見事1年と4ヵ月で独立しました。4ヵ月オーバーしましたが(´・ω・)
そこからさらに2年後、何をしたいのか。最終的にどう在りたいのかを今も書き続けています。
それくらいマインドマップは目標達成のために使えるツールなので、ぜひ皆さんも活用してみてくださいね!
ここまでご覧いただきありがとうございました!では次回もお楽しみに!
[…] これを前回お話したXmindなどを使って洗い出すと良いでしょう。(前回のブログはこちら) […]